住宅ローン以外のローンの種類や返済方法を知ろう!【FP試験の独学勉強法】

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FP3級のFP試験での住宅ローン以外のローンの種類や返済方法を解説しています。
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24-LifeDesign ファイナンシャルプランナー あくのえふぴーです。

前回は住宅ローンについてお話してきましたが、今回は「住宅ローン以外のローンの種類」についてお話していきたいと思います。

 

今回のお話で理解してもらいたいこと

・住宅ローン以外のローンの種類

・目的別のローンについて

・カードローンの返済方法

・貸付制度を利用したローンについて

この4つに分けてお話していきます。

 

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それではいきましょう!

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住宅ローン以外の ローンの種類

前にお話した通り、ローンの種類には住宅ローンや教育ローンのように目的が決まっているローンのほかに、

目的が決まっていなくても借りられたり(フリーローン)、自分の預金を一時的に担保にした総合口座を利用したローンがあります。

ローンの種類

ローンの種類はこのようになります。

①目的別ローン

住宅ローン、教育ローン、自動車ローン

②フリーローン

カードローン(無担保)、不動産担保ローン(有担保)など

③貸付制度を利用したローン

銀行の総合口座、保険の契約者貸付など

 

ちなみに、金利は一般的に使いみちが自由なローンほど金利が高い傾向です。

目的別ローンについて

目的別ローンとは、利用目的を明確にして資金を借りるローン(代表的なのは自動車ローン)のことです。

この目的別ローンの特徴は、住宅ローンのような有担保のものもありますが、通常利用の目的別ローンは無担保のものが多いのが特徴です。

 

また、使いみちに制約を設けているため、金利を低く設定しています。

 

主な目的別ローン

①オートローン

新車の購入、修理や車検費用などが対象

②教育ローン

学校の入学金や授業料などの費用が対象

③リフォームローン

家屋の外壁工事やキッチンの改装工事などの費用が対象

④ブライダルローン

結婚関係費用などが対象

⑤トラベルローン

国内外問わない旅行費用などが対象

 

普段利用している金融機関だと、取引内容によっては金利をさらに優遇している場合もあります。

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カードローンの返済方法

カードローンとは、使途目的に関係なく、貸付限度額内であれば現金自動支払機(CD)や現金自動預け払い機(ATM)で手軽に現金を引き出せるのが特徴です。

利用目的を定めない無目的ローンは、融資条件、融資額、融資利率、融資期間など各カード発行機関によって異なります。

 

注:自己の返済能力をよく考慮して利用しないと、返済不能に陥りやすいので本当の本当に注意が必要です。

 

カードローンは、ほとんどの場合「リボルビング払い」や「アドオン方式」などの返済方法が一般的です。

①リボルビング払い

リボルビング払いは、一定の利用限度額を設定し、その範囲内であらかじめ設定した金額を分割して支払う方法です。

返済回数は限定されていないので、返済残高がある限り返済を続けるのが特徴です。

 

メリットとしては、返済額を毎回平均的に返せますが、後からカードローン利用額を追加しても返済額が変わらないため、しっかり利用額を記録に残してローン管理をすることが大切です。

②アドオン方式

アドオン方式は、当初の借入金額を基準に利息を計算し、元金とその利息合計を返済回数で割ることで毎月の返済額を均等にする方法です。

 

返済計画は立てやすいですが、実質金利は表示金利より高くなるのが特徴です。

そのため、実質年利を表示することが義務化されています。

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貸付制度を利用したローン

一般的に銀行の総合口座で貸付制度を利用したローンのことを指します。

これらは、ローンの手続きをせずに自動的に融資が行われるなど手軽なうえ、貸付金利も低いのが特徴です。

ほかに貸付制度を利用したものには、保険の契約者貸付制度などがあります。

下記で詳しく解説していきます。

①総合口座の自動融資

銀行などの総合口座は、一般的に定期預金を担保に合計預金額の90%、最高200万円まで借りることができます。

定期預金を担保にした場合の融資利率は通常、預金利率+0.5%です。

融資期間は、担保の定期預金の満期までとなり、定期預金を中途解約した場合、その時点までです。

②貯金担保自動貸付け

ゆうちょ銀行では、総合口座と貯金担保自動貸付けを組み合わせた自動貸付制度があります。

貸付額は、定期預金・定期預金残高の90%(最高300万円)まで借りられ、貸付利率は担保する貯金によって変わります。

貸付期間は通常2年間で、貸付期間が過ぎても返済されない場合は、担保になっている貯金から自動的に返済されるようになっています。

③保険の契約者貸付制度

保険の契約者貸付制度とは、生命保険の終身保険・養老保険など貯蓄性のある保険の加入者に、解約返戻金の一定範囲内で融資してくれる制度です。

返済期間は、とくに期間を定めていないことが多く、返済が終わる前に保険事故が起きたり、満期が来た場合は、生命保険金や満期保険金から借入金額と利子が差し引かれるようになっています。

金利は保険会社や契約期間によって異なります。

まとめ:住宅ローン以外のローンの 種類や返済方法を知ろう!

今回のお話はいかがだったでしょうか?

最後に今回のお話のポイントのまとめと、FP試験で出題されやすいポイントをお話したいと思います。

ローンの種類

目的別ローン:住宅ローン、教育ローン、自動車ローンなど

フリーローン:カードローン(無担保)、不動産担保ローン(有担保)など

貸付制度を利用したローン:銀行の総合口座、保険の契約者貸付制度など

 

目的別ローンの種類

オートローン:新車の購入、修理や車検費用などが対象

教育ローン:学校の入学金や授業料などの費用が対象

リフォームローン:家屋の外壁工事やキッチンの改装工事などの費用が対象

ブライダルローン:結婚関係費用などが対象

トラベルローン:国内外問わない旅行費用などが対象

 

・カードローンの返済方法

①リボルビング払い

②アドオン方式

 

貸付制度を利用したローン

①総合口座の自動融資

②貯金担保自動貸付け

③保険の契約者貸付制度

 

FP試験での出題ポイントですが、、この項目はほぼ出題されません(泣)

ですのでここはカードローンの注意点以外はサラッと覚えて頭の片隅に覚えておいてもらえると、将来役に立つ時がくるかもしれませんよ。

次回はこちらからどうぞ

社会保険制度を学ぼう!その1【FP試験の独学勉強法】
ここでは社会保険制度の健康保険について解説しています。

それでは! あくのえふぴー

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