教育資金のプランニングをしよう!【FP試験の独学勉強法】

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24-LifeDesign ファイナンシャルプランナー あくのえふぴーです。

今回はタイトルにあるように「教育資金のプランニング」についてお話していきたいと思います。

 

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人生の大きな支出の中に、必ず入ってくるのが「教育資金」です。

どれくらいのお金が必要なのか、どういう手当ての方法があるのかを解説またFP試験での出題ポイントもお話していきたいと思います。

それではいきましょう!

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教育資金のプランニングとは

教育資金は、子供の進路選択によって大きく異なります。

また、教育資金は長期にわたり多額の資金が必要になりますので、早めに準備することが大事です。

そして教育資金は子供が就職するまで、毎年かかる支出なので、進路選択によっては家庭の資金計画に大きく影響されます。

例えば、「進学先が公立か私立によって変わる授業料」や「大学進学するかしないか」など他にも塾や習い事などの「家庭教育費」などもありますね。

このような教育資金の問題を学資保険やこども保険、財形貯蓄による積立や、資金が不足したときの教育ローンの利用するなど、相談者の教育方針などを考慮に入れ、具体的な提案をするのが「教育資金のプランニング」です。

 

教育資金の準備 2つの方法

教育資金は、子供が小学校、中学校から大学卒業まで学校に在籍している期間は、子供の年齢によって一定の費用が必要になるのが特徴です。

なので、教育資金の準備方法としては、中長期的な教育資金の積み立てが基本になります。

 

1:教育資金の準備に利用できる商品

具体的な教育資金の積立方法は、大きく分けて2つの方法があります。

 

①こども保険(学資保険)

まず1つめは、こども保険(学資保険)など保険商品を利用して準備する方法です。

保険商品は長期間の保険料の支払いが必要ですが、リスクが少なく安定して積み立てる場合や、子供が生まれてすぐから将来に向けて加入するなどには有効です。

 

②積立商品(一般財形貯蓄・投資信託積立)

教育資金のために一般財形貯蓄や投資信託積立て準備するのもやはり有効な手段です。

一般財形貯蓄は給与から天引きで積立ができる点や、投資信託でリスク商品であることを認識したうえでなるべく安定した投資信託商品で運用するのも有効です。

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2:教育ローン・奨学金を利用する

将来子供が進学していく中で、家計の収支が逆転して赤字になってしまうケースがあります。

教育資金が十分に積立できなかった場合には、「教育ローン」や「奨学金」などを活用する方法があります。

教育ローンには、公的機関と民間金融機関の教育ローンがあります。

ですが、ローンはできるだけ公的機関から低金利なものを利用するのが基本です。

 

公的機関のローンとしては、日本政策金融公庫の国の教育ローンがあります。

また、学生本人が授業料などの学費の貸与を受けて、卒業後に本人が返済する奨学金などの制度もあります。

 

3つの方法を解説していきます。

①国の教育ローン

国の教育ローンは、日本政策金融公庫を通じて、国が教育資金の融資を行っている教育一般貸付があります。

 

図表にまとめてみるとわかりやすいです。

融資限度額 学生1人につき最高350万円
融資金利 固定金利
融資期間 最長15年
融資元 日本政策金融公庫
その他 世帯の年収制限(子供の数によって異なる)がある

 

使用用途は、入学金や授業料だけでなく、受験料や交通費、住居費、学生の国民年金保険料なども対象になっています。

また、在学中は利息分だけの返済も可能なのも特徴です。

②民間金融機関の教育ローン

民間金融機関の教育ローンは、色々な金融機関で取り扱っています。

以前からその金融機関を利用していると金利を優遇したりするなど、条件面はそれぞれ異なり、また年収制限や年齢制限などがあります。

そして無担保のタイプまたは有担保のタイプ、融資金利が固定金利型と変動金利型など金融機関によりさまざまです。

 

③奨学金制度

代表的な奨学金制度に、日本学生支援機構(独立行政法人)が行っている奨学金制度があります。

同機構の奨学金制度には、無利息の第1種奨学金と利息付の第2種奨学金があります

ちなみに、奨学金制度の利用条件には、経済的な理由で就学が困難な学生を支援するためのものなので、親の所得金額に係る基準が設けられています。

補足:月額2~4万円となりますが、住民税非課税世帯または生活保護受給世帯などには返済不要の給付型奨学金制度があります。

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まとめ:教育資金の プランニングをしよう!

今回のお話はいかがだったでしょうか?

最後にFP試験に出題されやすいポイントをお話していきたいと思います。

出題されやすいポイントは奨学金制度の利息の部分です。

日本学生支援機構の奨学金制度には第1種奨学金(無利息)と第2種奨学金(有利息)があるのはお話ししましたが、FP試験の問題では「無利息と有利息がどちらなのか」と考える問題が出題されやすいので、注意して勉強しましょう。

 

最後に、あくのえふぴーとしてのファイナンシャルプランニングでは相談者による部分はありますが、個人的には学資保険の利用よりも、教育資金を積み立てるために投資信託を勧めるかなと思います。

 

ですが、FP資格のために勉強したからこそ判断することができるわけなので、しっかり覚えることが大事ですよ!

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FP試験勉強の中で、住宅取得プランニングについての知識や解説をしています。

それでは! あくのえふぴー

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