24-LifeDesign ファイナンシャルプランナー あくのえふぴーです。
これまでブログ内で【FP試験の独学勉強法】シリーズとしてやっていますが、第一部である「ライフプランニングと資金計画」が終了しました。
これまでのFP試験勉強記事をセクションごとに区切ってまとめ記事にしていきます。
ファイナンシャルプランニング技能士試験の試験内容や、2級と3級の違いもおさらいしましょう。
FP2級、FP3級の試験内容の違いはある?【FP試験の独学勉強法】FP2級、FP3級の試験内容の違いを説明解説しています。
それではいきましょう!
ライフプランニングと資金計画まとめ3
公的年金の全体像を把握しよう

記事の内容
公的年金制度の体系について詳しく解説しています。
・年金制度の種類(第1号被保険者、第2号被保険者、第3号被保険者や、国民年金、厚生年金について)
・年金給付の種類(老齢給付、障害給付、遺族給付について)
・年金加入者と保険料について
出題のポイント
①基礎年金の被保険者は20歳以上60歳未満である
②2階部分の厚生年金保険の年齢要件は「ない」ので、例えば18歳でも厚生年金保険の適用事業所で雇用されている場合、加入できる
③国籍要件は問わないので、日本に住んでいる外国人も対象
公的年金:老齢基礎年金の解説

記事の内容
公的年金制度の1階部分である「老齢基礎年金」について詳しく解説しています。
・老齢基礎年金の「受給資格期間」について
・老齢基礎年金の「年金額」について
・老齢基礎年金の「繰上げ受給・繰下げ受給」について
出題のポイント
①繰上げ受給の減額率(0.5%)と、繰下げ受給の増額率(0.7%)の、率や繰上げ・繰下げを覚える
②学生納付特例期間・50歳未満納付猶予期間は「受給資格期間」には入るが、老齢基礎年金の「年金額の計算」には反映されない
③付加年金の額は、毎月400円納付し、「200円×付加保険料納付期間」の計算方法を用いて年金額を算出する
公的年金:老齢厚生年金の解説

記事の内容
公的年金制度の2階部分である「老齢厚生年金」について詳しく解説しています。
・老齢厚生年金の「受給要件」について
・60歳から64歳までの「特別支給の老齢厚生年金」について
・老齢厚生年金の「定額部分」と「報酬比例部分」について
出題のポイント
①老齢厚生年金は、生年月日に応じて支給開始年齢や受給要件が変わってくる
②受給要件での厚生年金の加入期間が、「ア:特別支給の老齢厚生年金」と、「イ:老齢厚生年金」では「ア:1年」「イ:1ヶ月」
③受給開始年齢は受給パターンが変わる生年月日をおさえておく
④加給年金の受給案件は厚生年金保険の被保険者期間が「20年以上」という部分
⑤在職老齢年金は、大まかに、28万円(基本月額と総報酬月額相当額の合計)までは減額されない。
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公的年金:障害年金の解説

記事の内容
今回は怪我や病気で障害が残ったり、万一、死亡してしまった場合に、本人や残された家族の生活を保障する制度である「障害・遺族年金」の「障害年金」について詳しく解説しています。
・障害基礎年金、障害厚生年金それぞれの「受給要件」「年金額」について
・障害等級について
出題のポイント
①障害基礎年金の支給要件は「初診日」と「障害認定日」
②障害基礎年金は、2級が「老齢基礎年金と同額」、1級が「2級の1.25倍の年金額」年金上の子がいる場合は、「子の加算」がされる
③障害厚生年金は、1級2級のほかに、「3級」や「障害手当金」がある
④障害厚生年金は、被保険者期間月数が300月(25年)未満のときは300月(25年)として計算される
⑤障害厚生年金の1級2級には「配偶者加給年金額」がつく
公的年金:遺族年金の解説

記事の内容
今回は怪我や病気で障害が残ったり、万一、死亡してしまった場合に、本人や残された家族の生活を保障する制度である「障害・遺族年金」の「遺族年金」について詳しく解説しています。
・遺族基礎年金、遺族厚生年金それぞれの「受給要件」「年金額」「受給できる家族の範囲」について
・公的年金の「併給調整」について
出題のポイント
①遺族基礎年金を受けられる遺族は、生計を維持されていた子のある配偶者、または子が対象。
②第1号被保険者には、独自給付として寡婦年金、死亡一時金がある。
③寡婦年金は60歳にならないと受給できないが、死亡一時金はすぐ受給できる。
④遺族厚生年金を受けられる遺族は、生計を維持されていた配偶者、子、父母、孫、祖父母。
⑤中高齢寡婦加算は、40歳から65歳に達するまで支給される。
⑥65歳以上で遺族厚生年金を受給する場合は、特例として老齢基礎年金と併給でき、3つの選択肢の中から1つを選ぶことができる。
公的年金以外の年金 企業年金の解説

記事の内容
公的な年金を補完するものとして、企業が設ける「企業年金」について詳しく解説しています。
・企業年金制度の「確定給付型」と「確定拠出型」について
・確定拠出型年金(企業型・個人型)について
・それぞれの給付の種類や税金の取扱いについて
出題のポイント
①企業年金には、「確定給付型」と「確定拠出型」がある。
②「確定給付型」は企業などが実施する年金制度で、資産運用のリスクは企業が負う。
③「確定拠出型」は加入者が自己責任で運用を行い、リスクや将来の金利変動などのリスクを負う。
④転職の際に年金原資を次の企業などに持ち運びができる(ポータビリティ)。
⑤積み立てる掛金や運用益は、年金が給付されるまで「非課税」で運用できる。
公的年金以外の年金 いろいろな個人年金の解説

記事の内容
公的な年金を補完するものとして、個人が任意で加入できる「いろいろな個人年金」について①~⑤に分け、それぞれ詳しく解説しています。
「①中小企業退職金共済制度」※個人事業主も可
「②小規模企業共済」※上に同じ
「③国民年金基金」※第1号被保険者向け
「④個人年金保険」※金融商品の私的年金
「⑤財形年金貯蓄」※制度を導入している企業の従業員
出題のポイント
①中小企業退職金共済制度・小規模企業共済・国民年金基金は年金制度の「3階部分」
②中小企業退職金共済制度の「加入要件」「掛金の負担」「税金」
③それぞれの制度の「税金の取扱い」の控除の種類
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リタイアメントプランニングについて

記事の内容
「リタイアメントプランニングと老後生活資金」「年金以外の老後収入」について詳しく解説しています。
出題のポイント
FP試験ではほぼ出題されません。
まとめ:ライフプランニングと資金計画 まとめ3
最後に記事ごとの出題頻度を星の数(1~5)で表しておきます。
★★★★:公的年金の全体像を把握しよう
★★★:公的年金:老齢基礎年金の解説
★★★★★:公的年金:老齢厚生年金の解説
★★★★:公的年金:障害年金の解説
★★★★★:公的年金:遺族年金の解説
★★★★★:公的年金以外の年金 企業年金の解説
★★★★★:公的年金以外の年金 いろいろな個人年金の解説
★:リタイアメントプランニングについて
次回のまとめもよろしくお願いします。
それでは! あくのえふぴー
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