24-LifeDesign ファイナンシャルプランナー あくのえふぴーです。
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今回は前回の終わりに話していたつみたてNISA(積立NISA)について説明していきます。
つみたてNISA(積立NISA)とは?
つみたてNISA(積立NISA)とは、投資で得た利益にかかる税金をゼロにしてくれる制度です。通常は約20%も税金でとられるので、大変お得な制度といえます。
これと似た制度に、NISA・iDeCo(イデコ)がありますが、それぞれ少しずつ制度条件が異なります。
これからつみたてNISA(積立NISA)を始める方々のために、制度内容やNISA・iDeCo(イデコ)との違いといった初歩的なことから、
口座の選び方や商品の選び方といった詳しい始め方まで、順序立ててやさしく分かりやすく解説します。
つみたてNISA(積立NISA)について知ろう
2018年1月から始まりました。日本に住む20歳以上の方なら誰でも利用することができます。
つみたてNISA(積立NISA)メリットは?
つみたてNISA最大のメリットは、投資によって得られた売却益(譲渡益)や分配金の運用益が非課税になるという点です。
日本では、投資から得られた利益に対して、通常20.315%の税金(所得税+住民税+復興特別所得税)がかかりますが、これがゼロになります。
税金というのは非常に高コストですので、運用の成果を上げるためにはできるだけ税金を納めなくてよい合法的な方法をとるべきです。
つみたてNISAという制度をうまく活用すれば、最大20年間税金を払わずに非課税で運用することができます。
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従来のNISAとつみたてNISAのメリット比較
従来のNISAとつみたてNISAの細かいルールの違いを解説していきます。
つみたてNISAは「積立投資専用のNISA」である
一般のNISAでは、まとまった金額を一括で投資することも、積立で投資することもできます。
しかし、つみたてNISAでは、定期かつ継続的方法による積立投資のみ認められています。
金融機関によって、積み立て頻度の選択肢は色々ですので、購入前に確認するようにしましょう。
非課税で投資できる期間と上限額が違う
非課税で投資できる期間は、一般のNISAは5年間に対し、つみたてNISAは20年間となっています。
また、一般のNISAは、年間120万円までの投資額が非課税となります。つみたてNISAは年間40万円です。
なので、つみたてNISAの方が、長期投資にメリットがある制度です。
投資対象となる金融商品が異なる
一般のNISAでは、上場株式、ETF、REIT、投資信託が対象です。
一方、つみたてNISAは金融庁が長期、積立、分散、投資に適していると判断した投資信託・ETFに限定されています。
つみたてNISAは投資初心者にメリット大
つみたてNISA(積立NISA)は、年間の投資上限額こそ一般NISAと比べて少ないですが、
その分、非課税期間が長く、値動きと上手く付き合うための長期、積立、分散、投資に向いている制度なので、先述したとおり投資初心者にメリットが大きい制度です。
また、つみたてNISAは金融庁が厳選した投資信託・ETFのみ投資対象としていて、こういったところも投資初心者にとってひとつのメリットになります。
ちなみに現在販売されている投資信託は約6000本!もあります。
ですから投資初心者がその中から自分にあった商品を選ぶのは大変ですよね。
しかし、つみたてNISAでは金融庁の厳しい基準をクリアした投資信託商品に限定されているので、投資初心者も選びやすいです。
まとめ:つみたてNISAについて知ろう!
今回はつみたてNISAについて説明してきました。
やはり非課税というのは長期積立投資では絶大なメリットになりますので、色々な投資信託商品からお気に入りを見つけてつみたてNISAを始めましょう!
次回はこちらからどうぞ
iDeCo(イデコ)について知ろう!【投資のススメ3】iDeCo(イデコ)について詳しく解説しています。
それでは! あくのえふぴー
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