24-LifeDesign ファイナンシャルプランナー あくのえふぴーです。
今回は今までお話してきた、つみたてNISAやiDeCo(イデコ)などの解説から離れ、
株式投資について解説していこうと思います。
【投資のススメ】カテゴリーはこちらからどうぞ
投資のススメ「投資のススメ」の記事一覧です。
生活の見直しをして生活防衛資金を確保した上で、余裕資金をつみたてNISAなどに投資している人が、

「投資信託積立を始めて投資に興味が出てきた!」という方向けに、簡単に基本的な株式投資の解説について話していきます。
それではいきましょう!
株式投資ってどんなこと?
株式投資とは、企業が発行した株式を買うことでその企業の株主となり、企業の成長に応じて報酬をいただく──それが株式投資の基本です。
利益の一部を還元してもらう配当金、株主優待、そして売却時には買値と売値の差額(売却益)を報酬として受け取ります。
以上です。ありがとうございました!
とはいきませんよね(笑)
しかし実際、株式投資とは上記の説明の通りなのでが、3つのカテゴリーに分けてお話していきたいと思いますがその前に株とは何なのかお話します。
株とは?
株とは企業がビジネス資金を集めるために発行する証書です。
企業がビジネスを成長させるためには、色々な元手となる事業資金が必要です。
そしてその資金で事業が大きく成長したあかつきには利益を還元しますよ、というのが株の基本です。
企業が事業資金を集めるには、銀行からお金を借りる方法もありますが、ビジネスが上手くいっていようがいまいが、期限内に返済しなければならないですよね?
これに対して、株で集めたお金は返済の義務がないので、企業側からすると長期的な視点で安定した経営ができるというメリットがあります。
では、株を買うことで企業に出資するわれわれ投資家のメリットは何なのか?
株を買った人は、その企業の経営権や利益を受け取る権利が得られます。
つまり、株を買うことは、企業への出資と引き換えにその企業のオーナーになるということです。
オーナーになるということはつまり、その企業の成長に応じた利益が得られるということです。お金を貸すことでいただく利子より、大きい利益だって見込めます。これが株を買う側のメリットです。
ちなみに私はSBI証券で口座開設して投資しています。
それではここからカテゴリーごとにお話していきたいと思います。
その1:値上がり益 (売買益)(キャピタルゲイン)
上記でお話した通り、株を買うことは、企業への出資と引き換えにその企業のオーナーになるということです。オーナーには、高く買ってくれる人に企業を売る権利があります。
たとえば、株価が1000円の会社の株を100株買ったとします。この場合、株式の購入金額は10万円です。その株を株価が2000円に値上がりしたときに全部売ると、売却金額は20万円。つまり、差額分の10万円を値上がり益(売買益)として得ることができるわけです(これを専門用語で「キャピタルゲイン」と呼びます)。
企業から買った株は、なぜ株価が上がったり下がったりするのでしょうか? それは、企業から株を買った人から、「その株を欲しい」という第三者に、オークションのような形で譲渡されているからです。
たとえば魅力的な商品が発表され、その株を「買いたい!」と思う人が増えると株価は上がります。逆に、ビジネスで失敗して赤字になったなどの悪いニュースが出ると、その株を手放したい人が増えて株価は下がることになります。
スポンサーリンク
その2:配当金 (インカムゲイン)
株を買う、すなわち企業のオーナーになったわけですから、利益を分けてもらう権利もあります。
俗にいう「配当金」というもので、企業によって1年に1~2回支払われ、金額もそれぞれに異なります。ちなみに、配当金のように継続的に受け取れる現金収入を、専門用語で「インカムゲイン」と呼びます。
ただ注意してもらいたいのが、すべての企業が配当金を出すわけではありません。業績が悪化して配当金を出せるだけの利益をあげていない会社は、配当金を出しません。
また、会社が成長の途上にあるベンチャー企業などは、利益を出しても次のビジネスにつなげる設備投資に回すお金が最優先されます。そのため、配当金を出さないことが多いのでこういった企業に投資する場合は売買益を狙いたいところです。
配当金を目当てに投資する場合には、必ずその企業が配当を出しているかどうかを確認しましょう。
株の配当金についてはこちらからどうぞ
株式投資を始めよう!株の配当金について【投資のススメ10】株式投資、株の配当金について詳しく解説しています。
その3:株主優待
テレビや雑誌などで「株主優待生活」という特集を見た人もいるのではないでしょうか?
企業が株主に行うサービスに、自社製品を無料でくれたり、優待価格でサービスを提供したりする、株主優待と呼ばれる制度があります。
企業によっては、商品券などの金券類やお米などをくれるところも。
値上がり益や配当金のように現金をもらえるわけではないので、利益とはいえないかもしれませんが、優待品を現金に換算して利回りを計算すると、かなりオトク感のある株主優待もあります。
投資をしている人ののなかには、優待品の利回りに注目して株を選ぶ人たちもいるほどです。
株主優待についてはこちらからどうぞ
株式投資を始めよう!株主優待について【投資のススメ11】株式投資の花形のひとつ、株主優待について解説しています。
スポンサーリンク
株式投資のリスクは?
最後に株式投資のリスクについてお話しておきます。
たとえば、企業の業績が悪化したら、株価は下がります。あなたが買った値段よりも下がったなら、損をすることになります。
万が一、企業が倒産したなら、その企業の株は価値を失い、出資したお金も戻ってきません。
とはいえ、オーナーだからといって借金の取り立てにあったりすることはありません。株主の責任は有限であり、出資額より大きなマイナスが発生することはないので安心してください。
まとめ:株式投資を始めよう! 株式投資の解説
次回はこちらからどうぞ
コメント